ピンクパンサー! in France

先日わざわざ行ったのに混雑で見はぐってしまった“夏時間の庭”。。郊外の一軒家での家族の人間模様を描いた作品で、オルセー美術館開館20周年企画として制作され、映画の中でもアンティークの家具や美術品がふんだんに登場するとのこと。。!(早くみたい〜)ゲットした映画のチラシを見ていたら、舞台となったパリ郊外の家が、よく遊びに行っていた友人の実家にすごく似ていて懐かしい気持ちに〜♪
パリから電車で約1時間の郊外にあるその家は、敷地内に築800年(!)もするお家が2軒あり、母屋は友人のお父さんとお母さん(再婚カップルでお父さんは長年連れ添ったパートナーと78歳で結婚!)が住んでいて、少し離れたところにあるもう一軒の家には、当時、ドイツ人の家族が家の一部を借りていました。(部屋数がたくさんあるので、一家族では住みきれない広さ。。!)とにかく、家がまるごとアンティーな上に、家の中に無造作に置かれている家具や、物置きに放置されていたたくさんの小物や雑貨など。。もうアンティー好きな人にしたら、宝物の宝庫!私が少しずつBrocante(蚤の市)で雑貨や家具を集めているのを知って、素敵なお皿をプレゼントしてくれたのですが、あの物置にあったものたちはその後どうなっているのか。。気になって仕方ありません。。!
その家で、リビングの暖炉のまわりがなぜか、そこだけ新しくなっていたので、不思議に思って聞いたところ、なんと!数年前に泥棒が入り、暖炉のまわりにあった、とても貴重なタイルと装飾をほどこしたデコレーションの部分をねこそぎ持っていってしまったとのこと!しかも、2回入った形跡があり、1度目は下見にきて写真を撮影し(それをブローカーなどの買い手に見せるため)、2度目には、注文のあった価値あるものだけを盗んでいくという、まさにプロフェッショナルなおシゴト!
最近、パリの有名宝飾店、ショパールでも高額な宝石が盗まれたり(ボルサリーノ風の帽子を被っていたらしい。。)フランスでは、まさにピンクパンサーのような映画のお話が日常にも起こるのね〜と驚きでした。。!